建設業許可の基本

建設業許可の申請の流れと必要書類|準備から許可までの期間

更新 監修:行政書士 渡邉 徳人

建設業許可の申請は、要件の確認から書類の準備、窓口への申請、審査、許可の通知まで、いくつもの段階があります。主な必要書類と、許可が下りるまでの期間の目安をまとめました。

この記事のポイント

  • 申請書と添付書類に加えて、要件を満たすことを示す確認書類が必要です。
  • 準備でいちばん時間がかかるのは、経営経験と実務経験を示す書類集めです。
  • 知事許可は、申請から許可まで1か月前後が目安です(都道府県によって違います)。

申請の流れ

建設業許可の申請の流れ
  1. 要件を確かめる経営業務の管理責任者・営業所技術者・社会保険・財産的基礎を満たすか
  2. 書類を集める登記事項証明書・納税証明書・経験を示す契約書や請求書など
  3. 申請書を作る許可申請書と、工事経歴書・財務諸表などの添付書類
  4. 窓口へ申請手数料(知事の新規は9万円)を納める。電子申請(JCIP)も使える
  5. 審査・許可許可通知書が届いたら、営業できるようになる

国土交通省の電子申請システム(JCIP)を使うと、確認書類の取得や添付が簡単になります。

主な書類

区分主な書類
申請書・添付書類許可申請書、役員等の一覧、営業所一覧、工事経歴書、直前3年の各事業年度の工事施工金額、使用人数、財務諸表、営業所技術者の一覧、誓約書 など
会社・本人の証明登記事項証明書、定款、身分証明書・登記されていないことの証明書(役員等)、納税証明書 など
経営経験の確認役員の在籍が分かる登記事項証明書、確定申告書の控え、建設工事の契約書・注文書・請求書 など
技術者の確認資格の合格証・免許証、卒業証明書、実務経験の期間の工事の契約書・請求書 など
常勤・社会保険の確認健康保険・厚生年金保険・雇用保険の加入が分かる書類 など
財産の確認決算書、または500万円以上の預金残高証明書(新設の会社など)

確認書類の種類や部数は、都道府県(大臣許可は地方整備局)によって違います。申請先の手引きを必ず確認しましょう。

どのくらいで許可が下りる?

申請から許可までの期間は、知事許可でおおむね1か月前後、大臣許可で数か月かかることがあります(都道府県や時期によって違います)。書類集めの期間を含めると、準備を始めてから許可まで2〜3か月を見ておくと安心です。元請から許可を求められている場合は、早めに動き出しましょう。

許可を取ったあと

許可を取ったあとは、毎年の決算変更届や、役員などが変わったときの変更届、5年ごとの更新が必要です(→決算変更届と変更届)。

書類の集め方や、経験の証明が難しい場合の進め方は、お近くの専門家にご相談ください。

出典:国土交通省「建設業の許可とは」「許可の要件」「許可申請の手続き」

よくある質問

建設業許可の申請にはどんな書類が必要ですか?

許可申請書と、工事経歴書・財務諸表・営業所技術者の一覧などの添付書類に加えて、登記事項証明書・納税証明書、経営経験や実務経験を示す工事の契約書・請求書、社会保険の加入が分かる書類などの確認書類が必要です。都道府県によって違います。

申請から許可まで、どのくらいかかりますか?

知事許可はおおむね1か月前後、大臣許可は数か月かかることがあります。書類集めを含めると、準備を始めてから2〜3か月を見ておくと安心です。

建設業許可は電子申請できますか?

できます。国土交通省の建設業許可・経営事項審査電子申請システム(JCIP)を使うと、確認書類の取得や添付が簡単になります。

建設業許可の疑問や不安は、お近くの専門家にご相談ください。ご依頼は各専門家と直接契約、中間マージンはありません。

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